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『〈仏教3.0〉を哲学する』第二章の読書ノートとコメント

…ティン・ブーバーの『我と汝』とか。その「汝」は最初は人どうしですけど、結局は神ですよね。こういう構図の中に、超越性のパターンというか、神性というものが完全に現れているんですよね。だってこれは届かないものですからね。届かないものに届くっていうのがね。届かないものとの繋がりこそが、本当の繋がりだと。そういう宗教思想の原形のようなものがここから出て来ますよね。 永井氏によれば、このような「根本的に届かないもの」というのが本当の意味の他者であるという(170頁)。ここでの「届かない」…

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