青空としてのわたし の検索結果:

『〈仏教3.0〉を哲学する』第二章の読書ノートとコメント

…われる。第二部は、「青空としてのわたし」と「雲としてのわたし」というメタファーについての最近の展開を山下氏がプレゼンし、それを受けた3人のやりとりが行われる(98頁)。 #先頭に戻る 「ぶっつづき」と「断絶」――内山興正老師のこと(98-107頁) 内山興正の「自己」のとらえ方についての永井氏のプレゼンは、テキストとして内山興正の『坐禅の意味と実際』(大法輪閣)と『進みと安らい――自己の世界』(柏樹社、1969年)を用いる。前者の第四章「坐禅人の自己」の「一、尽一切自己」と「…

『〈仏教3.0〉を哲学する』第一章の読書ノートとコメント

…こるのはあくまでも「青空としてのわたし」や永井氏の〈私〉=「比類なき私」だから起こるのであるが、その状態を概念的に整理するための理論(〈仏教2.0〉の教義のことであろう)に不備があったために、〈仏教2.0〉はその状態を上手く説明しきれていないと考えている(19-20頁)。上手く説明できないのは前述のような世界観の限定性によるものだと山下氏は述べており(19頁)、これはつまり瞑想の主体=リリーフ投手を想定しないという限定性を指しているのであろう。 山下氏は、テーラワーダの伝統だ…

山下良道『青空としてのわたし』(幻冬舎)刊行のお知らせと関連リンク

…著を上梓されました。青空としてのわたし作者: 山下良道出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2014/05/30メディア: 単行本この商品を含むブログ (5件) を見る 電子書籍版も発売されています。本書の目次 「青空としての私」の発見一章 「青空としての私」と仏教3.0仏教にアップデートが必要なわけ心の問題に向き合わず、おとぎ話になってしまった仏教すべての問題の原因は心にある3.11東日本大震災の後、日本のスピリチュアルな状況は世界の最先端を走っているセラピーへの応用でも注目…

このブログで言及された本

…事を見る] 山下良道青空としてのわたし [言及した記事を見る] 藤田一照・山下良道 アップデートする仏教 [言及した記事を見る] ティク・ナット・ハンBeing Peace [言及した記事を見る] ソギャル・リンポチェチベットの生と死の書 [言及した記事を見る] エックハルト・トールOneness With All Life: Inspirational Selections from A New Earth [言及した記事を見る] ティク・ナット・ハンティク・ナット・ハンの…