山下良道『青空としてのわたし』(幻冬舎)刊行のお知らせと関連リンク

一法庵庵主の山下良道師が新著を上梓されました。

青空としてのわたし

青空としてのわたし

電子書籍版も発売されています。

本書の目次


「青空としての私」の発見

一章 「青空としての私」と仏教3.0
仏教にアップデートが必要なわけ
心の問題に向き合わず、おとぎ話になってしまった仏教
すべての問題の原因は心にある
3.11東日本大震災の後、日本のスピリチュアルな状況は世界の最先端を走っている
セラピーへの応用でも注目が集まっている仏教2.0
仏教1.0は、テレビドラマの第二話
第一話がわかれば、第二話の意味もわかる
第一話も第二話も見れば全体のストーリーがわかる
本当の癒やす力の本質は青空にしかない

二章 仏教1.0
人生の目的は「駅に着くこと」ではない
学校は「いつか幸せに」という教義を教える宗教団体だ
内山興正老師との出会い
安泰寺に入門
アメリカで坐禅を教える
帰国
オウム真理教事件の衝撃と必然性
2.0の到来
渓声禅堂

三章 仏教2.0
ビルマの僧院に
パオでの生活
パオ・メソッド
瞑想センターはインターナショナル・コミュニティー
現実逃避
仏教2.0でぶつかる壁
お猿さんがお猿さんを縛る
マインドフルネスは「気づき」だった
止まらない「映画」
マインドフルネスは「思いの手放し」だった
波と水
お猿さんが瞑想しても映画は続く
誰が瞑想しているのか
リリーフ・ピッチャーがいる
仏教2.0によって1.0がわかった
経典に書かれていることがすべてわかる
青空が偶像化されることはあるか
ビルマから帰国

四章 仏教3.0へ
仏教3.0の始まり
悟りへの逃避でなく
青空としての私
瞑想と日常との統合
すべての人間関係の苦しみは同じ問題
ワンダルマ・メソッド
微細な身体の感覚を観る
慈悲の瞑想
呼吸を観る瞑想
只管打坐3.0
メソッドの意味
仏教3.0で、日本の仏教界はこう変わる

関連リンク

山下師の著書はAmazonの著者ページにまとめられています。

山下師の毎週の法話は一法庵のウェブサイトで音声ファイルとして公開されており、iTunesポッドキャストとして聴くこともできます。

約70編の法話が文字起こしされています。Web上で読むことができます。

一法庵の近日中の予定は、このページから確認できます。

2014年2月から、新宿の朝日カルチャーセンターで山下師による講座が始まっています。

山下良道師の法話を読む

 一法庵山下良道師の法話は音声ファイル(ポッドキャスト)として公開されており、そのうちの約70編が文字起こしされています。
 このページでは、文字起こしされた法話を日付順に並べています。

 各法話の題名をクリックすると本文を表示します。♪のマークをクリックすると、文字起こしの原本となっている音声ファイルが掲載されているページを開きます。

[最終更新:2013年12月19日]

2013/01/26 自分のこころが、自分を苦しめる 

2013/01/20 はじまりの仏教 

2012/09/30 自分の人生を誤魔化さずに生きていますか? 

2012/09/16 瞑想としてのヨーガ 

  • ヨーガや瞑想の目的と、「現代の最大のタブー」との関係
  • 苦しみの原因を治すための特効薬の在り処
  • 身体の「微細な感覚」からみた、ヨーガと瞑想との関係

2012/07/08 幸せの隠れている場所 

2012/06/24 摩訶般若波羅密が輝きを増す 

2012/05/04 自分の中に「スペース」が開かれる 

2012/04/29 心の炎を「本当に」静める 

2012/04/08 「ゾーン」に入るだけでは、、 

2012/03/24 ヨーギのためのヴィパッサナー入門 

2012/03/20 「主客が溶けあう」と言うけれど、 

2012/02/12 エゴの捨て場所を間違えると 

2012/02/05 仏教を「心の科学」というならば 

2012/01/29 癒す力が存在する場所 

2011/11/06 私の目の前にいる「私」 

2011/10/30 ずっと昔に忘れてしまったこと 

2011/10/23 人生で一番大事なことが起こる 

2011/10/10 「自分の中の神さま」に近づくために 

2011/10/02 初めてのインナー・ボディ・ワーク 

2011/09/25 インナー・ボディの扉を開く 

2011/09/11 「魂のこと」をマスに届けるために 

2011/08/13 「ワンダルマ・メソッド」宣言 

2011/07/24 菩薩行道とは何か 

2011/07/17 誓願に生きる 

2011/07/09 深く見つめて、解き放つ 

2011/06/26 「仏教三階建て論」の現在 

2011/06/05 「微細な意識」の中へ 

2011/05/22 脳とは何か、意識とは何か 

2011/05/08 絶対他力としてのマインドフルネス 

2011/05/04 「サティ」をめぐる総まとめ 

2011/05/01 「念」と「気づき」のあいだで 

2011/04/24 To be, or not to be, それは問題ではない 

2011/04/10 「喪に服す」ことで開かれる地平 

2011/04/03 「ココロ」を取り戻すために 

2011/03/27 癒す力としての苦しみ 

2011/03/20 苦しみを吸い込み、慈悲を吐き出す 

2011/03/06 壊れながら見えてきたもの 

2011/02/26 自分が「変革」になること 

2011/02/20 不忘念をめぐって 

2011/02/13 もう一つの部屋の中へ 

2011/01/23 自分というなまの現実 

2010/10/31 ずっと気になっていた宿題を始める 

2010/10/17 この場所でなければならない必然性 

2010/10/11 すべての人のこころは病気ではあるけれど、、 

2010/10/10 「人生のほんとう」から目を逸らさない 

2010/09/11 「新しい仏教学」のために- ボンベイでの国際会議に出席して - 

2010/08/01 ニッバーナを言葉で表現したときに、 

2010/07/11 脱藩者が切り開く未来 

2010/07/04 仏陀としてのmindfulness 

2010/06/20 寝た子を起こす「裸踊り」 

2010/05/23 我々は既に最初から真理を知っているから 

2010/05/08 何がヴィパッサナーを殺すのか 

2010/05/02 「本当の大人」になるために 

2010/04/11 ウォーキング・メディテーション入門 

2010/03/21 「生きる力」としての慈悲 

2010/03/14 「実在としてのペインボディ」の正体を見抜く 

2010/03/07 「最も見たくない痛み」をまっすぐに見つめたときに 

2010/02/28 坐禅入門 - 無所得ということ 

2010/02/21 自分を好きになるために - 慈悲の瞑想の実践 

2009/11/01 ニューアースのために 

  • 避けられない苦しみを乗り越えるための「薬」
  • 現代における「放逸の原因」と戒律との関係
  • “thinking mind”と「ニュー・アース」との関係
  • 「ニュー・アース」における「神秘体験」/グル
  • earth/地球という単語を使う意味

2009/10/18 仏女と仏男の方々への招待状 

2009/09/13 世界から逃げるのをやめた後に 

  • つまづかないための「ツボ」を押さえること
  • 2つの「逃げる」生き方と、逃げない生き方
  • 古い世界観と新しい世界観
  • 呼吸が観えることと、世界観との関係
  • 呼吸が観えることと、逃げない生き方との関係

2009/08/30 私の中のモンスター 

  • ペインボディのはたらき方
  • ペインボディによる「詐欺」を見破ること
  • 苦しみを解決するために踏むべき「順番」
  • サムヨーガ(心の結び目)の作られ方と、ほどき方

2009/08/23 奇跡を待ち望まないために 

  • 「心の痛み」を解決することと神秘体験との関係
  • 瞑想と「メソッド」との関係
  • エゴのためではない修行
  • 「心の痛み」とペインボディとの関係
  • ペインボディの作られ方と現れ方

2009/08/16 ハビット・エネルギーを断ち切る環境づくり - 質問に答えて 

  • 習慣のエネルギーを断ち切る環境としての接心や修行道場
  • マインドフル/サティ/「気づくこと」の意味と必要性
  • 気づくことと“thinking mind”との関係
  • 無明や“thinking mind”の見え難さの構造
  • “thinking mind”と「自他」との関係

2009/07/26 自分の手の中の波と水 

  • ブッダが、世間的な生き方の苦しさを語る理由と目的
  • 「病気」と「薬」を結びつけること
  • 「波」と「水」との関係が整理されたことの意味
  • 般若心経に語られる、「波」の分析と「水」との関係
  • マインドフルネスと「波」と「水」との関係
  • 不生不滅と「波」と「水」との関係
  • 「波」と「水」との関係を理解することが何をもたらすか

2009/05/31 自分の中の「無為」―ブータン巡礼を終えて 

  • 「エカヤーナ」・「ワンダルマ」とチベット仏教との関係
  • ニッバーナをめぐる2つの立場
  • 「条件づけられていないものを認識できる」ということの意味
  • マハーヤーナとヴァジュラヤーナの「急所」
  • ニッバーナを認識することと、呼吸を認識すること

2009/05/03 奇跡としてのサティ 

  • 「エカヤーナ」の立場から、サティについての整理をする
  • 真理を求める人の必然的なありかた
  • テラヴァーダにおけるニッバーナの扱いかた
  • 普段の生き方と瞑想との違い
  • なぜ現在の瞬間に落ち着いたら幸せになれるのか
  • 「思いの世界」と現在とサティとの関係
  • 誰がサティをしているのか/サティはいつ起こるのか

2009/04/26 エカヤーナ(一乗)へ向けて 

  • 「エカヤーナ」・「ワンダルマ」の必然性
  • 比丘戒との関係からみた、日本仏教の特徴
  • パオ・メソッドの目的と「エカヤーナ」
  • ヴィパッサナーの説明が前提とする世界観
  • 誰がヴィパッサナーをしているのか

2008/10/12 「生きる意味」を求めて 

2008/09/28 からだという大地に根を下ろす ― Inner Body Awareness 

2008/06/15 最後の希望 エゴの虚構を超えて 

藤田一照・山下良道『アップデートする仏教』(幻冬舎)刊行のお知らせと関連リンク

藤田一照師と、一法庵庵主の山下良道師が共著を上梓されました。

アップデートする仏教 (幻冬舎新書)

アップデートする仏教 (幻冬舎新書)

電子書籍版も発売されています。

本書の目次


はじめに
第一章 僕たちはなぜ安泰寺で出会ったか?
変わり種の二人?
日本の仏教では修行すると怒られる!
「心の調子」が悪いのを治すのが仏教
なぜ仏教者になったのか
仏教は本当に幸せになれる教義と実践方法を完備している

第二章 「アメリカ仏教」からの衝撃
日本で出会えなかった仏教修行の仲間にアメリカで出会えた
修行を支えるサポート体制
アメリカではものすごい勢いで仏教の優れた本が出版されている!
アメリカで坐禅を教えることから逆に学ぶ
ヒッピーとカウンターカルチャーと禅の関係

第三章 マインドフルネスという切り口
ティク・ナット・ハン師の衝撃
マインドフルネスとサティと念
マインドフルネスを日本仏教に再導入する!
道元禅師からお釈迦さまと繋がる
日本仏教はブッダと直接繋がっているのか?

第四章 「瞑想メソッド」を超える
テーラワーダの瞑想とは何か
非想非非想処に実際に入る
体の中で体を見る
ニルヴァーナの状態に入る
青空を認識できるのは青空
お猿さんは瞑想などできない
「思いを手放す」ことがどうしてもできない
自然な息と普通の息
エゴの反対としての慈悲
慈悲の瞑想との出会い
慈悲の瞑想は必要なのか
「わたしが幸せでありますように」の衝撃
潜在意識に働きかける
「わたしの嫌いな人々が幸せでありますように」

第五章 アップデートする仏教
「仏教1.0」
「仏教2.0」
「仏教2.0」で病人を治せるか
「仏教2.0」の限界
光(ニミッタ)が見えてくる禅定
日本ではニミッタは教えられない
強為から云為へ
瞑想のリトマス試験紙
「気づき」で「怒り」は本当に消しさることができるのか
赤信号に気づく、呼吸に気づく
シンキング・マインドとサティ
体の感覚が見えるということは、微細なエネルギーが見えるということ
主体と客体がなくなったところでしかマインドフルネスは成立しない
禅の六祖が鏡を砕く
ぐるっと回って道元禅師に戻ってくる
「プルシャ」と「プラクリティ」
見聞覚知が落ちたときに初めて微細なエネルギーに入っていける
ワンダルマと只管打坐
見聞覚知の主体を手放すだけでいい
思いの手放しは骨組みと筋肉でやる

第六章 「仏教3.0」ヘ向けて
「仏教1.0」は心の悩みに答えてくれない
オウムで焼け野原になった日本にテーラワーダ仏教が支持された
誰が瞑想しているのか
本来の仏教こそが「仏教3.0」だ


あとがき
付録
参考文献

関連リンク

山下師の著書はAmazonの著者ページにまとめられています。

山下師の毎週の法話は一法庵のウェブサイトで音声ファイルとして公開されており、iTunesポッドキャストとして聴くこともできます。

約70編の法話が文字起こしされています。Web上で読むことができます。

一法庵の近日中の予定は、このページから確認できます。

2014年2月から、新宿の朝日カルチャーセンターで山下師による講座が始まっています。